木造住宅に住むなら知っておきたいメンテナンスのこと

2019年6月8日 スタッフ日記

先日、製材所で木のことを学ぶ機会を設けていただき参加してきました。

滅多に接する機会がなく、目にすることがあるとしてもプレカットされた集積材や合板だったりと、メリットや強度については何となく知識はあるものの、『木の職人』からいろいろ教えていただけるのは貴重な機会であります。

一概に”不動産”といっても、設計・建築、施工、各専門業者・・・と、どれもが分業でありそれぞれが専門職。

そして、私たち不動産会社の仕事は、対象の不動産を『買い側』と『売り側』の取引きを成立させることであり、主たる立場としては、告知の義務や責任の所在、法律や法令順守、不法行為や履行責任など、お互いにとって”安全な取引”を行うこと。

物件調査を怠れば責任も重いですが、きちんと調査やヒアリングを行ったうえで、不明なことは不明と告知することで良しとされています。

知らぬが仏か知らぬが損か

全てを知ることはできず、仕事の範囲外に関して「自分は関係ない」と済ませることは簡単で便利なのですが、できる限り工事にも立会い、いろいろと勉強するようにしています。それがお客様の利益につながり、トラブルを未然に防ぐことにつながると思いつつ・・・。

実際に、相手が素人だと分かると不必要な見積もりだったり、見えない部分の手抜きをするなども実際によくある話しです。本来は職人としての技術やプライドもある世界なのですが、問題の背景には予算や納期、立場上の問題だったりします。

「よく分からないから、お任せします。」ということは、時に相手側にとっては絶好のチャンスともなり、時にカモにもされる可能性もあると同時に、任せた責任も発生する、ということも起こり得るという想定が必要かもしれませんね。

外観と内装が素敵に惹かれるのは人も家も同じ?

見た目が良ければ「素敵」と思うのは当たり前。だけど不動産も結婚相手と同様”見えない部分”を観るのが重要です。

だからこそ、お客様とは違った視点から、お客様目線で気づきやアドバイスができたらと思っています。少し嫌なお話しになってしまったけど、もちろん、全部が全部の話しではないので、あまり心配は不要です。

木の特性や特徴、扱い方を熟知している木の専門家

職人さんによれば、木も人と同じように一本一本に個性があり、扱い方も異なるそう。若い木は奔放で暴れがちだけど、年を重ねるごとに落ち着きと安定感を増していく。

それをどう加工していくか、ここが難しいところであり、やりがいのあるところと目を輝かせなから話す職人さん。こういう職人さんに出会えれば要求以上のものを提供してくれるだろうなと思いつつ、一通りの加工の過程や特性について見学・体験してきました。

固いケヤキの木は薪割り一つするのも大変。逆に杉の木は簡単に割ることができる。

木の専門家からみた今の集積材とは

木を熟知した専門家からすれば、現在多くの木造住宅で使われている木材(集積材)の特徴は建前と本音は違うようで、「木のお化け」とおっしゃっていたのが印象に残りました。

もちろん、何重にも重ねることで強度もでて、歪みにくくはなるものの、もとは合板のため水に濡れたら一発でNGだし、もって30年だそうで素敵。

ということは、水が染み込まないよう外壁塗装やクラックの補修は欠かせない、ということになります。一般的に外壁塗装は12年前後が推奨されていますが、戸建にお住まいの方にとって、キッチリされている方もまた少ないことと思います。

塗装も重要ですが、同じように重要なのがクラックの補修です。地震や日照、経年によるひび割れ箇所から一旦水が染み込むと建物の寿命に大きく関係してきます。

クラックだけでなく、窓枠や配管部分のコーキングもまた、経年とともに固く劣化して水が染み込む原因となるので、本来なら毎年チェックして、2,3年に一度はメンテナンスしたほうがいいと思います。

実際はなかなか難しいですよね。
コーキングはホームセンターでも売っているし、自分でもできるのですが、面倒だし、高い箇所は難しいし危険が伴います。そしてまた、業者に依頼すると費用も安くない。

メンテナンスで寿命も価値も大きく変わりますが、できる範囲でメンテナンスと手入れして長持ちさせてほしいと思います。

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